曼珠沙華は赤い花だけだと思っていましたが、
昼休み、いつも通る道の片隅に、白い曼珠沙華
の花が咲いてるのを見つけました。
空に向かって凜と咲いてる白い曼珠沙華。
とてもきれいでこの世の物でないみたい。
本当にあの花は曼珠沙華?
念のためパソコンで検索したら、有りました。
希ではありますが白い曼珠沙華の花が咲くそうです。
その名前の由来は仏教から来ている名前で、梵語で
「天上界の花」という意味だそうです。
おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降って
くると仏教の経典にあるそうです。
そこで 連想したのがお祝いに使う紅白の熨斗と幕。
そういえば赤と白は現実界を現す色と前に習った事が
あったなぁ。と妙に納得。
そして・・・
鱗茎には有毒物質が含まれているものの薬にもなり、
救荒食でもある。っと書いてある。毒と薬・・・。
救荒食って何?と今度は”救荒食”を調べてみる。
救荒食とは、飢饉で食糧不足の際に、糧となる動物や
植物。
昔、飢饉などでいよいよ食べるものがなくなると、曼珠
沙華の鱗茎を掘り起こし、何度も晒して毒を抜き、わず
かばかりの雑穀の粉と共に、すいとんのようにして食べ
た。いざという時の食糧だったらしい。
曼珠沙華は命を繋ぐ花だったという事にびっくりしていま
す。人の知恵はすごい。
そうして繋いできた命。先人からもらった生命のバトン。
私は誰かにちゃんと渡すことができるんだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿